取り寄せ不可
欧米の経済理論をそのまま「日本の如き『後進国』に適用しようとする」ことを批判し、「先進国に於ける歴史の歩みと後進国に於けるそれとは依然少なからす事情を異にしている」として、幕末の封建制の崩壊と明治維新による「資本主義革命」から、その「行詰」が露わになる昭和初期までを描く。
論文を集めた体裁であった初版を、重複を避け一貫した記述のもとにまとめあげ、さらに不足していた部分の記述を付加。
著者は、日本における在野の経済評論家の先駆けともいうべき存在である。
(日本評論社創業100年記念復刊/底本:1929年12月10日発行)
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。