取り寄せ不可
アリソンはマキシモ・ロッシの大邸宅の前に立ちつくした。
本当に、これがおなかの子の父親の家なの?
仕事ひとすじの彼女は結婚せずに一人で子どもを育てようと、
人工授精で妊娠したが、とんでもない過ちが起きた。
間違った人物の精子が使われてしまったというのだ!
然るべき検査と手続きのため、アリソンは提供者を訪ねたのだが、
マキシモはまったく信じてくれず、威圧的に言い放った。
不妊治療を受けていた妻が亡くなり、精子は処分されたはずだと。
そしてこう続けた。「僕の正式な肩書は、トゥラン国皇太子。
もし君の話が本当なら、その子は我が国の未来の君主ということだ」
人工授精の間違いから始まる、ドラマティックなシンデレラ・ストーリーです。一生を独身で過ごし、シングルマザーとして子どもを育てるつもりだったヒロインが、なんと一躍王妃に?HQロマンスの人気作家による、華やかなロマンスです。
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