動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話

動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話

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出版社
フィルムアート社
著者名
ジュールズ・ハワード , 中山宥
価格
2,310円(本体2,100円+税)
発行年月
2018年4月
判型
B6
ISBN
9784845916382

死なないように進化できないのはなぜか?

笑いあり、ドラマありの、生き物たちの死と生をめぐる驚くべき冒険の旅へ、ようこそ!







私たちは古代から、飢餓、かんばつ、震災、戦争などを経て、争いのなか生き残ってきました。

しかし、ある動物は大人としてたった2時間だけ生きたり、ある動物は時間が来たら自ら命をたつ特徴をもっていたりします。一方で、何百年もの間生きる動物もいます。動物に取り付いて残酷な死に方をさせるような寄生虫もいれば、長く健康な人生を送らせるために取り付く寄生虫もいます。



人生における死が、色々な形で存在しているのです。



私たち(=直立した類人猿)はおそらく、結局は死ぬ、ということがみんなに起こるという事実を意識している宇宙の歴史の最初の動物です。

本書は、そんな私たちを含む、死をめぐる極上の物語。





・生命の定義、「自己複製」ができないラバは生きていると言えるのか?

・数世紀も休眠するブラインシュリンプ(小型の甲殻類)はいつ「死んだ」と判断できる?

・白内障の魚への義眼移植手術から考える「老化」の研究の歴史

・twitterで鳥の死骸を手に入れる話

・寄生生物は本当に「死の代理人」か?

・世界最古の動物ミンと、癌にかからないハダカデバネズミ

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