啄木短歌論

啄木短歌論

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出版社
笠間書院
著者名
河野有時
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2018年3月
判型
A5
ISBN
9784305708892

啄木短歌がなければ近代に短歌はあっても、短歌の近代などなかった。



「何を歌うか」「どう歌うか」という問いに、「なぜ歌うか」という問いが浸潤する。

近代における短歌と対峙し、短歌における近代の扉を開いた啄木。

本書は、「近代」と「短歌」をつなぎとめる鎹(かすがい)となった啄木短歌の多様な試みと、

啄木と歌との個性的なかかわりを考察し、その歌の果たした役割に迫る。

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