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日本の電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録!
全面自由化以降の電気事業を取り巻く状況を俯瞰できる一冊
○旧一般電気事業者のみならず、新規参入事業者や卸電力取引所の動向も新たに掲載
○全面自由化の進捗状況や海外主要国の電気事業の概要も掲載
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電気事業便覧は、1954年(昭和29年)の創刊以来、これまで63回発行され、日本の電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録し、電気事業に携わる方など、電気事業関係者の参考に資する書籍として活用されてきました。
しかしながら、東日本大震災後、60年ぶりの抜本的な電力システム改革が進められる中で、旧一般事業者の設備や経理情報等を中心とする内容が必ずしも時代に適さなくなったことから、2016年4月の小売全面自由化を契機に、新たに電気事業便覧編集委員会を立ち上げ、その内容を全面的に見直すこととしました。
見直しに際しては、電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録するという基本的考え方は踏襲しつつ、旧一般電気事業者のみならず、新規参入事業者や卸電力取引所の動向も新たに掲載項目として追加しました。また、全面自由化の進捗状況や海外主要国の電気事業の概要を掲載するなど、電気事業関係者のみならず、これから電気事業に関する知識を習得されようとする方や自治体関係者、一般の消費者にも広く活用いただけるよう、様々な情報を追加しました。
海外の自由化先進国を見ても、電気事業に関する基礎データの提供は、自由化を支えるインフラとなっており、電気事業に関連するデータを集約し、電気事業を取り巻く状況を俯瞰できる電気事業便覧は全面自由化以降、ますますその重要性を増しています。掲載内容を一新し、電気事業の新しい歴史を刻むことになった本書が、様々な場面において皆様にご活用頂けることを祈念しております。
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