ラオスにいったい何があるというんですか?

文春文庫

ラオスにいったい何があるというんですか?

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出版社
文藝春秋
著者名
村上春樹
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2018年4月
判型
文庫
ISBN
9784167910563

旅をしている人にだけ見えてくる風景がある。

そこには特別な光があり、特別な風が吹いている――ボストンの小径とボールパーク、アイスランドの自然、「ノルウェイの森」を書いたギリシャの島、フィンランドの不思議なバー、ラオスの早朝の僧侶たち、ポートランドの美食やトスカナのワイン、そして熊本の町と人びと――旅の魅力を描き尽くす、村上春樹、待望の紀行文集。「熊本再訪」初収録。

目次
・チャールズ河畔の小径 ボストン1
・緑の苔と温泉のあるところ アイスランド
・おいしいものが食べたい オレゴン州ポートランド/メイン州ポートランド
・懐かしいふたつの島で ミコノス島/スペッツェス島
・もしもタイムマシーンがあったなら ニューヨークのジャズクラブ
・シベリウスとカウリスマキを訪ねて フィンランド
・大いなるメコン川の畔で ルアンプラバン(ラオス)
・野球と鯨とドーナッツ ボストン2
・白い道と赤いワイン トスカナ(イタリア)
・漱石からくまモンまで 熊本県(日本)1
・「東京するめクラブ」より、熊本再訪のご報告 熊本県(日本)2
・あとがき

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