きみは宇宙線を見たか

きみは宇宙線を見たか

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出版社
仮説社
著者名
山本海行 , 小林眞理子
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2018年4月
判型
四六判
ISBN
9784773502855

2015 年に東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章さんがノーベル物理学賞を受賞しました。受賞理由は,〈宇宙線の一つであるニュートリノというものが質量を持っているという証拠を明らかにした〉ことだそうです。

 〈宇宙線〉って,何なの? どこにあるの? 目に見えるの? ――本書は,そんな疑問を解き明かすだけでなく,原子よりも小さいという宇宙線をこの目で見てしまおうという本です。中学生でも読める内容になっています。

 宇宙線は,宇宙空間をものすごいスピードで飛び交っている小さい粒のことです。じつは私たちのまわりにも「宇宙線」が飛び交っているのです。といっても,目でも見えませんし,顕微鏡でも見えません。

 でも,「霧箱(きりばこ)」という装置を作ると,宇宙線が飛んだ跡を見ることができるのです。霧箱で宇宙線を見ながら,遠い宇宙から地球まで飛んでくる宇宙線の謎に,あなたもせまってみませんか。

 黒画用紙やアルミホイル,ラップ,アルコール,ドライアイスなどで,霧箱が作れます。

思ったよりもずっとたくさん宇宙線は飛び交っています。

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