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人類にとって地獄とは何か
本書は地獄(あるいは地獄を含む他界)が、多様な宗教・信仰のもとにある人類にとって、実際のところ何を意味したのか、比較の視座において捉えなおす試みである。さまざまな宗教(仏教・キリスト教・イスラム教・マニ教・儒教)において地獄(・他界)をどのように捉えているかを各分野の専門家が解き明かす画期的一冊。
目次
序(西山克)
キリスト教の地獄観(黒川正剛)
西洋における冥府の概念とその図像 『神曲』を中心として(水野留規)
関所―東方正教会における死後の裁き―(早川美晶)
イスラームにおける地獄観(山中由里子)
元代マニ教絵画における地獄の造形(古川攝一)
東アジア・日本の仏教世界における地獄観 美術史研究の見地から(加須屋誠)
日本の仏教世界における地獄観(田村正彦)
六道の辻から東アジアを見る――熊野観心十界図をめぐって(西山克)
コラム:地獄絵音解き縁起(瀬戸信行)
近世日本の儒教と死生観(木場貴俊)
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