動物たちは物理の天才だ!
・・生物と物理をつなぐ新発見を一挙紹介・・
動物たちの超能力のようなワザの秘密を、
物理の最新研究が解き明かす。
たとえば、ハナバチは花の蜜を集める際に、
花のつくる電場をキャッチしている。
花は電気信号を使って、蜜があるかないかの「在庫表示」をしているのだ。
花とハチの知られざるコミュニケーションーー
物理によって初めて明かされたリアルである。
ほかにも・・・
・激しい雨のなかでも、なぜ蚊は落ちないで飛べる?
・ネコが重力にさからって、水を飲めるわけ
・アリは巣へ戻る最短ルートをなぜ分かる?
・生物版GPSを使って、海の旅から戻ってくるカメ
・ゾウは三角測量によって「地面の便り」を得る
・水に濡れたイヌが行う、最短で乾かすブルブルとは?
・赤くなるにはわけのあるタコ
・100キロ以上も離れた炎を見つける、甲虫の超感覚の正体
・量子力学を利用し、生きた太陽電池となるスズメバチ
・・・などなど、「生命と宇宙、万物を結ぶ」世界へようこそ!
★ポピュラーサイエンスの殿堂に加えるべき名著だ
ーー『ポピュラーサイエンス』誌
::著者:: マティン・ドラーニ、リズ・カローガー
ドラーニは、国際的な科学誌『フィジックス・ワールド』のエディター。カローガーは、サイエンスライターで『フィジックス・ワールド』『ガーディアン』、BBCニュースなどに寄稿。
::目次::
◎はじめに:動物たちは物理を生きている
◎第1章:熱ーーガーターヘビからファイアービートルまで
・熱を盗むヘビ ・水滴を最大量、飛ばせるイヌ ・尻から血を出す蚊 ・抱擁で敵をやっつけるミツバチ・・ほか
◎第2章:力ーーコモドオオトカゲからトッケイヤモリまで
・頭の軽いコモドオオトカゲ ・激しい雨でも飛べる蚊 ・航空会社も注目するシャコ・・ほか
◎第3章:流体ーーアメンボから翼竜まで
・水上を歩くアメンボ ・重力に逆らうネコ ・乱流を抑えるタツノオトシゴ・・ほか
◎第4章:音ーークジャクからカリフォルニアイセエビまで
・低音で誘惑するクジャク ・驚きの立体聴覚を持つヘビ ・バイオリン演奏を武器にするイセエビ・・ほか
◎第5章: 電気・磁気ーーデンキウナギからオリエントスズメバチまで
・強力な電池、デンキウナギ ・生物版GPSを使うカメ ・量子力学の専門家、スズメバチ・・ほか
◎第6章:光ーーサバクアリからダイオウイカまで
・偏光で方向を知るアリとミツバチ ・スネルの法則がわかっているテッポウウオ ・赤くなるにはわけのあるタコ・・ほか
◎おわりに: 生命、宇宙、そして万物
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