平安期日記文学総説

日記で読む日本史

平安期日記文学総説

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出版社
臨川書店
著者名
古橋信孝
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2018年3月
判型
B6
ISBN
9784653043492

一人称、ひらがな体、日記の時間――古代文学を中心に日本の古典作品を渉猟し、豊かな学識・横断的な視点から古典の魅力を長年紹介してきた不世出の研究者が、『土佐日記』成立以降、平安期の代表的な作品について解説。日記文学が発明し、発展させてきた知性・感性の歴史をひもとく!


【目次】

はじめに

序章 日記の時間とひらがな体
日記の時間/一人称の成立/ひらがな体の成立/古典の読みの方法

第一章 日記文学の成立──土佐日記
日記文学の成立/日記文学を書く/万葉集から土佐日記へ/土佐日記の作者と書き手/土佐日記の時間/登場人物

第二章 結婚生活を書く──蜻蛉日記
日記と物語/蜻蛉日記の時間/兼家の娘/寺社参詣と心の解放

第三章 自分を見る──紫式部日記
『蜻蛉日記』から『紫式部日記』へ/中宮出産の日記/随想/日記文学としての紫式部日記

第四章 宮廷の恋愛生活──和泉式部日記
日記と物語/和泉式部日記が書いたこと/平安貴族の恋愛文化

第五章 人生を書く──更級日記
紀行と日記/更級日記の時間/更級日記の人生/更級日記の継母――国司の妻

第六章 天皇の死の記録──讃岐典侍日記
堀川天皇の看病/幼帝鳥羽天皇に仕える/漢文私日記と讃岐典侍日記

終章 平安期の歴史と日記そして日記文学

あとがき

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