取り寄せ不可
技術官僚から政策官僚となった安藝皎一、歴史家・論説家にして土木のスポークスマンの高橋裕、そして市民の河川工学者 大熊孝とそれぞれ立ち位置は異なるが、河川改修史に重点を置いた歴史的現場的な視点をもちつづけ、明治以降の近代河川行政に批判的な立場をとった点で共通する。希代の三人の河川工学者を通じて、近代河川行政の目標と到達点、そして環境や景観、脱ダムや河川整備計画への住民参加など、今後の課題を明瞭かつリアルに描く本書は技術者、研究者、行政関係者はもちろん、河川に関心をもつ人にとって必読の書である。
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