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◆「発達の多様性」として自閉症を捉え直す
いま自閉症の概念は大きく変わりつつあり、医学的な症状としてだけでなく神経発達の多様性の問題として考える視点が注目されています。しかし「自閉症」から発達の多様性と連続性を表す「自閉スペクトラム症」に名称が変わったものの、国際的な研究動向をみても、その観点からの検討は緒についたばかりといえます。これまで治療や行動修正の対象になる病理現象として捉えられてきた自閉症を、発達の多様性の具体的な現れという視点で捉え直し、心理学、医学、支援者、当事者など多様な立場から、基礎研究と臨床研究、また萌芽的な研究や試みも含め最先端の知見を展望し、新たな方向性を探求する一冊です。
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