歴史は、受け継がれる。
法という抽象的な規範や、国家や共同体を規定する制度に着目しつつ、
そのあり方を歴史的観点から検証しようとする学問である法制史。
本書では、日本の古代から現代までをすべて網羅しています。
各時代の全体像を知る見取図としての役割や、
特定の出来事を調べる事典としての役割などを果たし、様々なニーズに対応。
歴史の重みと深みがわかる本格派の1冊です。
【目次】
? 古代編
第1章 律令国家の法と社会(十川陽一)
第2章 平安時代の法と支配秩序(吉永匡史)
第3章 日本古代の地方支配構造(渡辺滋)
コラム1 古代法と「国例」(加藤友康)
? 中世編
第4章 鎌倉期の法と秩序(神野潔)
第5章 南北朝・室町期の法と秩序(花田卓司・三枝暁子)
第6章 戦国大名の地域支配と法(平井上総)
コラム2 日本史における中世(高橋典幸)
? 近世編
第7章 江戸幕府の統治システム(山本英貴)
第8章 幕藩制国家と地域支配(安高啓明)
第9章 近世村落の家と村(平井晶子)
コラム3 外国人から見た近世日本の法(ダニエル・ボツマン)
? 近現代編
第10章 明治国家の建設と国家法の整備(小野博司)
第11章 刑事法の近代的展開(山口亮介)
第12章 民事法の近代的展開(宇野文重)
第13章 現代国家の成り立ち(出口雄一)
コラム4 中田薫と三浦周行(岩谷十郎)
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