概説日本法制史

概説日本法制史

取り寄せ不可

出版社
弘文堂
著者名
出口雄一 , 神野潔 , 十川陽一 , 山本英貴
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2018年3月
判型
A5
ISBN
9784335357275

歴史は、受け継がれる。



法という抽象的な規範や、国家や共同体を規定する制度に着目しつつ、

そのあり方を歴史的観点から検証しようとする学問である法制史。

本書では、日本の古代から現代までをすべて網羅しています。

各時代の全体像を知る見取図としての役割や、

特定の出来事を調べる事典としての役割などを果たし、様々なニーズに対応。

歴史の重みと深みがわかる本格派の1冊です。 



【目次】

? 古代編

 第1章 律令国家の法と社会(十川陽一)

 第2章 平安時代の法と支配秩序(吉永匡史)

 第3章 日本古代の地方支配構造(渡辺滋)

 コラム1 古代法と「国例」(加藤友康)



? 中世編

 第4章 鎌倉期の法と秩序(神野潔)

 第5章 南北朝・室町期の法と秩序(花田卓司・三枝暁子)

 第6章 戦国大名の地域支配と法(平井上総)

 コラム2 日本史における中世(高橋典幸)



? 近世編

 第7章 江戸幕府の統治システム(山本英貴)

 第8章 幕藩制国家と地域支配(安高啓明)

 第9章 近世村落の家と村(平井晶子)

 コラム3 外国人から見た近世日本の法(ダニエル・ボツマン)



? 近現代編

 第10章 明治国家の建設と国家法の整備(小野博司)

 第11章 刑事法の近代的展開(山口亮介)

 第12章 民事法の近代的展開(宇野文重)

 第13章 現代国家の成り立ち(出口雄一)

 コラム4 中田薫と三浦周行(岩谷十郎)

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