難民のソーシャル・キャピタルと主観的統合

難民のソーシャル・キャピタルと主観的統合

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出版社
現代人文社
著者名
森恭子
価格
6,050円(本体5,500円+税)
発行年月
2018年3月
判型
A5
ISBN
9784877986957

ソーシャルワーカーとして難民支援に携わってきた著者が日本に居住する16人の難民/申請者にインタビュー。
家族、同胞、親切な日本人雇用主、家主等、様々なネットワークの中で経験した生活上の課題と心情をひもとき、福祉実践の示唆を提供する。

【第1部】 難民問題の背景・理論
 第1章 研究の背景
  第1節 「難民」という対象 「難民」の捉え方
  第2節 日本の難民政策と制度的諸問題 福祉的側面からの視座
  第3節 日本の難民/申請者の生活実態に関する研究
  第4節 諸外国の難民政策 オーストラリアを中心に
  第5節 小括
 第2章 理論的枠組み 研究へのアプローチ
  第1節 ソーシャル・キャピタル (社会関係資本)とは
  第2節 社会統合 主観的プロセスとしての統合
  第3節 難民/申請者のソーシャル・キャピタルと社会統合に関する先行研究
  第4節 制度のエスノグラフィ
  第5節 小括

【第2部】 難民の実像―16人の語り
 第3章 研究方法
 第4章 調査結果 調査データの提示、結果の解釈及び分析
  第1節 難民の生活とソーシャル・ネットワーク
  第2節 難民のソーシャル・キャピタル
  第3節 語りから浮かび上がる難民像 彼らにとって難民とは何か
  第4節 難民の主観的統合
  第5節 二国間の狭間で翻弄される難民
 第5章 考察

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