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ソーシャルワーカーとして難民支援に携わってきた著者が日本に居住する16人の難民/申請者にインタビュー。
家族、同胞、親切な日本人雇用主、家主等、様々なネットワークの中で経験した生活上の課題と心情をひもとき、福祉実践の示唆を提供する。
【第1部】 難民問題の背景・理論
第1章 研究の背景
第1節 「難民」という対象 「難民」の捉え方
第2節 日本の難民政策と制度的諸問題 福祉的側面からの視座
第3節 日本の難民/申請者の生活実態に関する研究
第4節 諸外国の難民政策 オーストラリアを中心に
第5節 小括
第2章 理論的枠組み 研究へのアプローチ
第1節 ソーシャル・キャピタル (社会関係資本)とは
第2節 社会統合 主観的プロセスとしての統合
第3節 難民/申請者のソーシャル・キャピタルと社会統合に関する先行研究
第4節 制度のエスノグラフィ
第5節 小括
【第2部】 難民の実像―16人の語り
第3章 研究方法
第4章 調査結果 調査データの提示、結果の解釈及び分析
第1節 難民の生活とソーシャル・ネットワーク
第2節 難民のソーシャル・キャピタル
第3節 語りから浮かび上がる難民像 彼らにとって難民とは何か
第4節 難民の主観的統合
第5節 二国間の狭間で翻弄される難民
第5章 考察
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