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使徒パウロの「ローマ書」に、アリストテレスの言語哲学に基づく意味論的な分析を適用することによって、パウロの神学主張の中心箇所(3章22節)のヒエロニムスのVulgate訳以来の誤訳を指摘する。従来、信じる者の心的状態のあいだに(例えばヒトラーとルターに)「区別」「差異」はないと訳され、これまで多くの論争がこの誤訳に起因して起きてきた。この訳について、言語哲学に基づく誰にでも納得できる仕方で、決定的な訳を提示し、書簡の無矛盾性を証明する。これにより、信仰義認論や予定論等多くの神学、哲学論争に終止符を打ち、和解への基礎を築くことができる。
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