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構造力学の持っている潜在的な面白さ、設計力学としての役割を、建築家に広く伝えることに主眼を置いて纏められた解説書。
本書は、従来の大学課程での構造力学のみにとどまらず、設計するための構造力学(建築家のための設計力学)に主眼を置いて纏められている。内容は多岐にわたるが、本書一冊で構造計算法の大要が理解でき、「理論および計算法・考え方」が構造設計に直結する実戦力となるように、適所に例題を設けて、各段階での理解が設計にどのように結び付いているかを丁寧に説明している。第1部では、静定構造物の計算を単純明快に解析するためのモデル化と解析法を述べている。第2部では、構造物に外力が作用した際の荷重伝達の仕組みについて記述している。第3部では、応力法の考え方を述べ、高次不静定骨組を解析する方法として、たわみ角法、固定モーメント法を紹介している。第4部では、骨組および部材挙動の評価法について述べ、マトリックス法による骨組構造の解析、骨組の塑性解析法、鉄骨構造の柱および梁に使用する薄肉断面の捩りついて記述している。第5部では、耐震設計法の考え方と問題点について言及している。
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