取り寄せ不可
僕は咎人の君を、救う。
母との思い出が詰まった屋敷を冒涜した
ノアールは、悲惨な過去を背負っていた。
クリスは“友人”として彼を救うことを、
神と亡き母に強く誓う。
しかしそんな幼く脆い使命感と正義感は、
ノアールにとって饗宴を彩る供物に過ぎなかった。
クリスが享楽の地へ堕ちてくるのも間もなく…。
だがノアールもまた、新上海の魔にその心身を
搦め取られていることに気付いていなかった…。
醜悪で美しい衝撃の結末、
ネオシノワ・ピカレスク――完結。
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