ネーデルラント美術の誘惑

北方近世美術叢書

ネーデルラント美術の誘惑

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出版社
ありな書房
著者名
木川弘美 , 今井澄子 , 森洋子(美術史家) , 廣川暁生 , 石井朗
価格
5,500円(本体5,000円+税)
発行年月
2018年3月
判型
A5
ISBN
9784756618597

北方近世美術叢書の第Ⅲ巻となる本書『ネーデルラント美術の誘惑』は、一五世紀から一七世紀にいたるネーデルラント美術のなかから、ヤン・ファン・エイク、ハンス・メムリンク、ヒエロニムス・ボス、ピーテル・ブリューゲル、そしてヤン・ブリューゲルとペーテル・パウル・ルーベンスという各時代を代表する画家たちによる、より基本的で魅力的な作品を選びだし、仔細に描かれたひとつひとつの場面や各モチーフを、丁寧に検証しながら作品を読み解いていくことで、なによりもまず読者に画面をすみずみまで眺める楽しさを提供するものである。この視覚的冒険の旅への誘いは、ピーテル・ブリューゲルによるウィーンの《バベルの塔》の詳しい考察においてとりわけ顕著となるであろう。

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