〈大逆事件〉と禅僧内山愚堂の抵抗

〈大逆事件〉と禅僧内山愚堂の抵抗

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出版社
佼成出版社
著者名
眞田芳憲
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2018年3月
判型
B6
ISBN
9784333027767

「大逆事件」(1910年/明治43年)に連座し、37歳で刑死した禅僧内山愚童(1874-1911年)の評伝。従来、社会主義者・無政府主義者の側面が強調されてきた愚童について、彼が書き遺した著作や書簡などから、その仏教者としての実像に光をあてる。愚童は仏教思想に基づいて、明治期の国家・戦争・身分制・貧富・性差などをどのように捉え、何を訴えたのか――。明治維新から150年目を期して、時代の先を歩んだ一禅者の思想と行動がいま明かされる。巻末に註と内山愚童年譜を付す。

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