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感情は,精神的健康の重要な決定因である。最新の心理学的介入に関心のある臨床家や医療従事者に向けて,認知行動療法の分野を世界的にリードする著者が,感情研究の基礎的な理論と知見を解説する。生物学と神経科学,社会心理学,パーソナリティ心理学,動機づけ,近年のマインドフルネス瞑想法に至るまでを網羅。「まえがき」は,スティーブン・C・ヘイズ博士。
◆原著の推薦の言葉
生物学と神経科学,社会・パーソナリティ心理学,動機づけ,近年のマインドフルネス瞑想法に至るまで,心理療法における感情に関係する様々な領域をカバーしている,非常に素晴らしい本である。また,臨床実践で感情を扱うときに推奨される方法が具体的に書かれている点も特筆すべきである。
――アーロン・T ・ベック 医学博士
(ペンシルバニア大学医学部・精神医学名誉教授)
ホフマン博士は,認知行動療法分野での一流の思想家である。心理学と脳科学の知見を統合し,感情概念を認知行動療法のプロセスに適用する方法について,その理解の手助けとなる素晴らしい仕事を成し遂げた。私も,この本から大変多くのことを学ぶことができた。
――ジョセフ・E・ルドゥー 心理学博士
(ニューヨーク大学神経科学センター・心理学部)
多くの専門分野からなる感情研究を臨床に応用するための思慮深い解釈を求めるのなら,この本は必ず読むべきである。この本は,この領域を鋭く概観し,感情が多くの心理学的問題の中核であること,また感情がそれを扱う認知行動的臨床技法の本質的な部分であることを示している。ホフマン博士は,感情に関する知見と認知行動的アプローチを統合することで,そうした統合に向かう近年の心理療法の方向性に大変すばらしい貢献をしている。
――レスリー・S・グリーンバーグ 心理学博士
(カナダ・ヨーク大学心理学部・名誉教授)
◆主な目次
まえがき(スティーブン・C・ヘイズ)
第1章 感情の性質
第2章 個人差
第3章 動機づけと感情
第4章 自己と自己制御
第5章 感情制御
第6章 評価と再評価
第7章 肯定的感情と幸福感
第8章 感情の神経生物学
◆訳者一覧
有光 興記* :日本語版によせて,まえがき,謝辞,序説,第7章,付録I~III
武藤 世良 :第1章
菅原 大地 :第2章
日比野 桂 :第3章
箕浦 有希久 :第4章
榊原 良太 :第5章
浅野 憲一 :第6章
日道 俊之 :第8章
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