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東南アジアの歴史は、植民地時代には、外部の文明の影響を受動的に受容してきた地域として描かれていたが、各国が独立を達成した時代には、国家の歴史の自律性が強調され、外文明の影響は副次的に見られるようになった。本書は東南アジアを一つの歴史世界としてとらえ、その歴史の展開を、近現代史に力点をおきながら、古代から現代までたどっていく。東南アジアは、日本にとって重要な意味をもつ地域であり、その歴史の理解は、世界の中での日本、アジアの中での日本という現代的課題を考える上でも有用である。
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