取り寄せ不可
晴天に恵まれたある日の蓬莱島。
人任せにできない書斎の掃除をしていた仁と礼子は、本棚の奥の隠し戸棚を発見する。
隠し戸棚を覆っていた背板の裏には、『これを見つけた後継者たる君へ。この奥には、工学魔法の歴史を記した日記が収めてある。同じ轍を踏まないためにも、参考にするもよし。独自の道を歩くもよし。判断はお任せする』との文字が記されていた。
日記を手にした仁と礼子は、これまで謎とされてきた先代魔法工学師アドリアナ・バルボラ・ツェツィ、その生涯と失われた功績を目の当たりにしていくのだった。
全編書き下ろし! 待望のアドリアナ編!
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。