仏教からよむ古典文学

角川選書

仏教からよむ古典文学

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出版社
KADOKAWA
著者名
末木文美士
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2018年2月
判型
B6
ISBN
9784047036154

出家に憧れながらも愛欲の世界にとどまり、
歯がゆい生を送ったように見える源氏物語の登場人物たち。
しかしその曖昧さの中にこそ、日本の思想と文学を貫く、
王権と仏法の緊張関係が示されているのではないか──。
源氏・平家物語から徒然草、能、平塚らいてう、夏目漱石まで。
仏教という補助線によって、顕/冥、男性/女性、夢/現などの
物語構造を浮かび上がらせ、日本文学の新たな魅力を引き出す全6章。

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