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京都が好きで何回も京都旅を重ねている人はきっと多いはず。
しかし、社寺や名所の本当の魅力、ご存じですか?
龍安寺、東福寺、建仁寺、上賀茂神社、下鴨神社、祇園…etc.
誰もが知っている京都の名社寺・名所約70カ所の知らない絶景に出合える
「行きどき」を、圧倒的美しさの写真ビジュアルとともに案内。
撮りたくなる絶景が満載です。
京都を50年撮り続けている写真家の著者は、
社寺や庭はもちろん、京都の街・風景・ロケーションに精通、
その魅力を余すことなく披露しています。
知れば、いつもの京都旅を格上げしてくれることでしょう。
本書の絶景、ぜひコンプリートしてください!
●桜&紅葉の情報も充実! 1日コースも案内
●一年中いつでも満足できる、季節の見どころつき
●嵐山、東山など人気観光地エリアの散策コース
●周辺案内つきだから散策が楽しい
●すぐ行ける地図つき
「はじめに」より
京都は、風景や社寺で催される年中行事、そして家庭の室礼や歳時でさえも、一幅の絵物語を見るように雅やかである。
美しさを保っているのは、平安遷都以来、1200年余年の永い歳月に選別され磨き込まれた美意識と智慧の所産であろう。それは、単なるテーマパークではなく、訪れる人々を静かに感動させ、日常から解き放って、歴史の旅へと誘う。
京都は地形的に、日本列島の南北の中心部にあり、また日本海側と太平洋側の中間地に位置する。ゆえに、前者において日本の移ろいゆく季節の標準地であり、後者においては双方の気候の影響を常に受け、日々の天候が刻々と変化する。太陽の煌めき、曇天の憂鬱、雨の潤い、風の爽やかさ、霧の幻相、そして虹の奇跡。また一日の始まりから終わり、時刻の移ろいは、京都の山里や街にさまざまな表情を見せてくれる。そうして幾年月、いや、時代さえも乗り越えて、一瞬の変化を積み重ねながら、京都の風景美は完成したのである。
写真を撮影する行為は、カメラのシャッターを押し、その一瞬を捉えることに尽きる。その瞬間の美しさを写し得た一枚一枚が、悠久の京都の表現であり、新しい発見につながればと願っている。
明日もまた、京都の街を歩こうと思う。偶然の出会いを期待して……。
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