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淡水域は地球の表面積の1%にも満たないが,そこに地球上の全脊椎動物種の35%が生息している。しかし,今,淡水魚の1/3が絶滅の危機に瀕している。水は人間の経済活動にはなくてはならないものであるが,偏在し,多すぎても少なすぎても災害をもたらす。そのため,淡水環境は人間の経済活動のために過度に改変されてきた。今,その開発がアジアを襲っている。アジアは淡水魚の多様性のホットスポットである。しかし,学術的には調査が不十分で情報が極めて不足している地域でもある。本書は,淡水魚の研究者である著者が,その(淡水魚種の)持続性を切に願いながら,広くアジアモンスーン各地の淡水魚の分布調査を通して探求した,淡水魚の生態とそれを取り巻く人々,そして自然環境の喫緊の記録である。
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