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人見一彦エッセイ集第2巻
オイゲン・ブロイラー、マンフレット・ブロイラー、ガエターノ・ベネデッティ、クリスチャン・シャルフェッテルなど、スイスの「チューリヒ学派」、あるいは「ブロイラー学派」と呼ばれた精神病理学・心理療法を深く研学してきた著者が、学派が歩んだ前世紀初頭から今世紀に至る100余年を、歴史・論争・時代背景・重要論文・交叉する研究者や哲学者などを紹介しながら、精神医学の核心を問うエッセイ集第2巻。
第1章「精神分析をめぐる正統と異端、チューリッヒ学派」、第2章「スキゾフレニア、チューリッヒ、ブルクヘルツリ」、第3章「ブロイラーの理論」、第4章「オイゲン・ブロイラー、人と思想」、第5章「ブルクヘルツリの学問的業績」、第6章「ブロイラー思想の継承者たち」で構成。前巻『こころの読み方』にも通底する、“真実の心理探究とは何か”を証す一書である。
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