平安時代の后と王権

平安時代の后と王権

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出版社
吉川弘文館
著者名
東海林亜矢子
価格
9,900円(本体9,000円+税)
発行年月
2018年2月
判型
A5
ISBN
9784642046428

摂関政治の成立・展開において、后(きさき)の権限はどのように変化したのか。内裏後宮という場所と、そこで行われた儀式を切り口に、后の立場と役割を明らかにする。王権と密接に関わり母后が権力を握るようになるのは、天皇の日常的後見と大きく関係し、ミウチ意識が醸成されたことによる。摂関政治の原動力となった后の分析から、社会構造を捉え直す。

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