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PTSDと物質乱用への心理療法に関する研究は,比較的最近になって進められており,長年の間,治療においても,研究においても別々の問題として取り扱われてきた。
本書で展開される治療モデルは,重複障害に対するものとしては,世界で初めて学術的な効果検証が行われた治療法であり,患者やセラピストにきわめて好ましい効果をもたらすことが示されている。
この治療モデルでは,患者の安全の確立こそが臨床的にもっとも必要な支援であるとする「シーキングセーフティ」という原則にもとづいて,PTSDと物質乱用に対する心理療法を構成する,25回分のセッションをとりあげている。認知・行動・対人関係という3つの領域に大別されるすべてのセッションで,両疾患に関するセーフティ(安全)な対処スキルが示される。
ここで提示される治療モデルは,かぎられた時間のなかですぐに使えるツールを求めている,臨床の最前線にいるセラピストにとっては,現状においてもっとも有用な治療アプローチである。
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