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暮らしを豊かに彩る日本の暦。
こまやかな季節の移ろい、昔ながらのならわしや年中行事を、しっとり味わうオトナの寺社案内。
★ 秋分
― 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ) ―
高麗神社
― 菊花開(きくのはなひらく) ―
明治神宮
★ 春分
― 桜始開(さくらはじめてひらく) ―
見延山久遠寺
― 東風解凍(はるかぜこおりをとく) ―
浅草寺
★ 夏至
― 菖蒲華(あやめはなさく) ―
遊行寺
― 寒蝉鳴(ひぐらしなく) ―
築地本願寺
★ 冬至
― 麋角解 ― (おおしかのつのおつる)
麻布山 善福寺
― 芹乃栄(せりすなわちさかう) ―
鳥越神社
かつての日本では、春夏秋冬の四季をさらに細かく分けた暦「二十四節気」、
それを三つに分けた「七十二候」が使われており、農作業の目安などにされていました。
もっとも昼間の長い「夏至」と短い「冬至」、昼夜の長さが同じとなる「春分」と「秋分」。
これら4つを基準として一年を24分割したのが「二十四節気」。
それをさらに3分割した「七十二候」はおよそ5日おきに訪れるもので、
季節の移り変わりを「初候」「次候」「末候」で表しています。
季節感を忘れてしまったと言われる現在の日本。
「二十四節気」と「七十二候」が教えてくれる季節の味わいを、一緒に見つめてみませんか。
◆◇◆ 本書の内容 ◆◇◆
☆ 二十四節気
☆ 七十二候
☆ 歳時記
季節の風物詩を紹介しています。
☆ TOPIC 季節ならではの食べ物や行事などを紹介しています。
季節の風物詩や寺社の行事などを紹介しています。
☆ 寺社名
☆ 授与品等
御朱印帳、御守などを紹介しています。
☆ +α
寺社に関するプラスアルファの情報やこぼれ話を掲載しています。
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