定本中国の天文暦法
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科学史の諸領域にわたり独自の史観を打ち立て、独創的な研究を生み出すと共に科学史を一つの学問分野として確立した藪内清(1906-2000)。単行本未収録の論文、入手困難な著作を中心に多岐にわたる氏の業績を編む。各巻解題・月報付。
初回配本第1巻は『定本 中国の天文暦法』。『増補版 中国の天文暦法』(平凡社 1990)を底本とし、残された著者本人の手稿から増補改訂を重ねた決定版。殷代暦法に関する二論文も収録。解題担当は宮島一彦(中之島科学研究所研究員、元同志社大学教授)。
【目次】
藪内清の研究業績(山田慶兒)
第一編 中国の天文暦法
序論 中国における天文暦法の展開
[第一部 中国の天文暦法]
一 漢代の改暦とその思想的背景、二 漢代における観測技術と石氏星経の成立、三 魏晋南北朝の暦法、四 唐宋時代の暦法、五 宋代の星宿、六 元明の暦法、七 西洋天文学の東漸
[第二部 西方の天文学]
一 唐代における西方天文学、二 スタイン敦煌文献中の暦書、三 元明時代のイスラム天文学、四 クーシャールの占星書、五 イスラムの天文台と観測器械
[第三部 天文計算法]
一 暦の計算、二 座標系とその変換、三 太陽と月の運動、四 日月食の計算
補遺
あとがき
付録
第二編 殷代の暦
殷代の暦法―董作〓氏の論文について
殷代に関する二、三の問題
解題(宮島一彦)
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