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囲碁AIの碁をトップ棋士が徹底解剖!
「アルファ碁は何を考えていたのか?」
アルファ碁の棋譜が公開されてから多くの時間が経ち、プロ棋士達によって研究が進んでいます。
アルファ碁の手は人間なりの解釈がされ、その多くは人間の碁に取り入れられています。「いきなりの三々」は大流行形になっていますし、「五線への肩ツキ」も違和感なく打たれるようになりました。
また、他の囲碁AIが凄まじい勢いで進化しているのも、周知のところでしょう。
本書は、囲碁AIによって生み出された新手や新しい価値観などがよく表れている特徴的な局面を題材とし、トップ棋士3人にその見解や自分ならどう打つか、という思考を語ってもらいます。
回答者は、小松英樹九段、河野臨九段、一力遼七段というトップ棋士3人。
取り上げるのは、「アルファ碁」の打碁から10局、「DeepZenGo」の打碁から2局。回答者の一人である、小松九段が選定しただけあって良問揃いで、小松九段ご本人も含め、河野九段と一力七段も悩みながらの回答となりました。
その思考を鑑賞するだけでも良いですが、一緒に考えてトップ棋士と回答を照らし合わせるのも面白く、より上達の参考になるでしょう。
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