中世・近世堺地域史料の研究

日本史研究叢刊

中世・近世堺地域史料の研究

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出版社
和泉書院
著者名
矢内一磨
価格
9,350円(本体8,500円+税)
発行年月
2017年12月
判型
菊判
ISBN
9784757608542

自治体史の白眉と謳われる正続『堺市史』において全くの空白、もしくは不十分であった部分の史料と論点を紹介・考察。堺の中世・近世の地域史に新しい成果を提示する。
《新史料の紹介・研究》
第二部第一章では、近世初期堺地域の寺院復興の貴重な一次史料である大徳寺龍光院蔵・大通庵復興普請文書の翻刻と研究を行い、第二部第三章では堺奉行浅野長恒史料より「堺手鑑」と付図を取り上げ、その歴史的意義を論じる。
《史料の新たな価値に光をあてる》
第一部で取り上げる妙國寺の日珖筆「己行記」は従来知られていた史料であるが、紙背文書の解読により三好一族と日珖との関係や日珖の布教活動の実態など、新しい成果を提示する。
《歴史地震記録に関わる論文も収録》
第二部第五章・第六章では、現在の堺市域の真宗寺と光念寺にそれぞれ残された安政年間の地震発生当初に記録された古文書の翻刻と訳文を掲載。重要性を増す歴史地震研究の蓄積を目指す。

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