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「過去最高益」が相次ぐ日本企業。
――いまこそ、組織を。
「この本は、世の中に必要とされる組織をつくる人のバイブルになる」
島村琢哉(AGC旭硝子CEO)
「人材育成や組織開発の本は何十冊と読んできたが、これは本物だ」
中村和彦(南山大学教授、『入門 組織開発』著者)
健全な危機意識を抱く社内の有志が、組織コンサルタント、社長、役員、部長の順に
対話を重ねることで、会社に組織開発の機運が醸成され、現場の変化が生まれていく。
実在企業をモデルにした、迫力の組織変革ストーリー!
■2兆円企業から中堅、ファミリー企業まで。17年の実践をもとに「日本企業」のための変革を語る。
加藤雅則・著:日本興業銀行、事業投資育成会社を経て、プロコーチ養成機関CTIジャパン設立に参画。
現在は組織コンサルタント。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。
東証一部上場企業を中心に、自動車、医薬品、素材、食品、化学、金融など様々な業種・規模の会社を支援。
■「業績は好調」だが「組織は低調」?
「日経平均、バブル後最高値」のニュースが飛び交い、「過去最高益」を更新している日本企業も多い。
だが従業員に意識調査を行うと「部門を超えた一体感」や「経営への信頼度」などの数値が悪化しているという。
業績は好調だが組織は低調…今こそ日本企業は、「組織の能力開発」に力を向ける時ではないだろうか。
■研修をいくらやっても「なぜ変われない」?
5千億円市場といわれる企業研修。だが多くは、合意と階層を重視する日本の組織文化を十分に踏まえていない。
その結果、受講者が研修内容に感銘を受けても、上司の意向や組織の和を優先して職場の変化につながりにくい。
のべ2万人以上のセッションと17年の試行錯誤をもとに、本書では日本企業の特性に合致した方法論として、
「(1)経営トップから始めて」「(2)各層の合意を生み出し」「(3)当事者主体で行う」組織開発を提示する。
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