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小玉ユキさん絶賛!
(漫画家・『坂道のアポロン』『月影ベイベ』他)
岡藤さんが描く女の子の、
白く柔らかい肌から伝わる熱い炎。
ドキドキの上に切なさがつのり、
感傷と共に読み終えました。
私もどうにかなりそう。
私は変? だけど認めてほしいだけ。
私がここに、いるということ──
狂おしいほどに心をかき乱す、
誰にも言えない秘めた情熱。
そんな不器用な思春期の性を
大胆かつ繊細な筆致で描く
気鋭のイラストレーター・岡藤真依が、
その世界観を物語に拡張した
初&衝撃のオールカラー・コミック作品です。
物語に登場するのは、
どこにでもいる平凡な少年少女たち。
しかしそれぞれに、恋と性にまつわる
秘めた思いを抱えていて……。
(きっと軽蔑されるだろう)
(だけど本当はわかってほしい)
そしてその思いは
さまざまな形で波紋を広げ、
事件を巻き起こしていきます。
時には幸福な形で。
時には痛みをともなって。
初出連載分に大幅な加筆と「序章」、
および物語が収斂(しゅうれん)する
最終話「文化祭」を加えた、
必読の決定版です。
誰もが抱える思春期の、恋や性についてのモヤモヤした感情を、繊細なタッチで描いたコミック作品。
こういう(触れてはいけないとされている)ものに、自分の成長に抗えず、複雑なでもどうしようもない感情で踏み出す時の、悪いことをしてるような、わかってほしいような、
あの純な気持ちがここにはある。読み終わった時の、なんともいえない切なさは、自分が遠い過去に忘れてきたものが、
この中にあるからだろうか。何回も読み返した。(金光裕史:「音楽と人」2018年3月号より)
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