この一冊で「自助グループ」がわかる本

季刊ビィ!増刊号

この一冊で「自助グループ」がわかる本

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出版社
ASK
著者名
ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
価格
1,100円(本体1,000円+税)
発行年月
2017年12月
判型
A5
ISBN
9784909116024

季刊『Be!』の増刊号は年1冊。当事者・家族・援助者が、誌上でとことん語ります。
この号で登場する自助グループ――
 アルコール 薬物 ギャンブル 摂食障害 浪費 ひきこもり ゲーム 自傷 感情 AC カサンドラ 障害者のきょうだい 性的マイノリティ+依存症
何が効く? どこが難しい? グループを立ち上げて、育てていくには?

《1章体験》自分だけじゃなかった
 共通の課題や悩み、体験をもつ人同士が出会うことで、何が起きる?
 手記――「よく来たね」と言われた瞬間に、涙が出た/どうしても同じゲーム依存の仲間と出会いたい/断酒例会に女性の仲間がいてホッとした など
《2章体験》初めて行った、あの日
 最初の日のドキドキや不安、期待、戸惑い……それがどう変わっていく?
 手記――初めて例会に出たら、すごくお腹がすいた/「このミーティングは、何を目的にしているんだろう?」/こんな頑固親父でも楽になれたので など
《3章体験》居場所と感じたとき
 ここなら安心して話せる、わかってもらえる、自分の価値が感じられる……
 手記――「役割をやっていれば飲まないよ」と言われて/「私のことが書いてあるの?」と思うほどぴったり/父の顔色を気にせず、やっと本音が話せた など
《4章体験》グループを立ち上げる!
 どんな思いから、どんな準備を経て、新しいグループを始めた?
 手記――仲間たちと作り上げて自信がついた/「このプログラムを地元に持ち帰るんだ!」/性的マイノリティのグループ立ち上げから十年たって など
《5章》治療・援助者も自助グループへ行こう!
 自助グループとともに歩んできた専門家のインタビュー。
 ●SBIRTSの効果で、スタッフのやる気もぐんと高まる【猪野亜朗】
 ●僕たちが自助グループの「サポーター」になろう【田辺等】
《6章体験》自助グループから離れたとき
 行かなくなった事情、再び足を運んだ理由……そしてどうなった?
 手記――自傷を「やめたい」と思っていない自分に気づいて/「苦しかったね。やり直すところはここしかないよ」/久しぶりで居心地が悪い! でも通い続けた など
《7章体験》仲間がいるから、できたこと
 グループの中で、自分自身に起きたプロセスとは?
 手記――心の奥底に眠っていた思いに気づけた/十年かかって、仲間の話が耳に入ってきた/「ちゃんとしなくていいよ」と言い合えるようになった
《8章》自助グループ あれこれ問答
 日頃の疑問、悩み、そして一筋縄ではいかないグループ運営。
 自助グループの難しさについても、本音で語ってもらいました。
 ●こんなときどうしたら? 断酒会員と家族の「ぶっちゃけSOS」【坂元義篤】
 ●「いつまでたっても模索中」NABAの七転び八起き【鶴田桃エ&高橋直樹】

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