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◆第六句集
穀象に或る日母船のやうな影
米の害虫だという
小さな虫に
穀象と名付けたことこそが
俳味であり、
俳諧です。
それにあやかって
句集名を『穀象』と名付けました。
(著者)
◆自選十二句より
生きてゐるかぎりの手足山椒魚
みしみしと夕顔の花ひらきけり
穀象に或る日母船のやうな影
水母また骨を探してただよへり
夜光虫の水をのばして見せにけり
極楽も地獄も称へ盆踊
菱の実をたぐり寄せれば水も寄る
ゆきずりのえにしがすべて親鸞忌
冬桜ときどき雲の?がれり
見慣れたる枯野を今日も眺めけり
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