取り寄せ不可
かのグールドは偶然性にとらわれ,生命のテープを再生しても人類(ホモ・サピエンス)が現れる可能性はゼロに近いとみた.けれど著者は,生物が使える元素は地球の地質史が決めたため,何度テープを再生しても,進化はほぼ同じ道をたどると主張する.多様な分野の視点と先人の研究を踏まえれば,地球に生命が生まれ,体内のしくみを洗練してきた道筋の理解には,化学の原理つまり元素(エレメント)と周期表がカギだと解く――さまざまな要素(エレメント)が交錯する壮大な進化の物語が,謎解きのような面白さで描かれる.
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。