仁義なき幕末維新

文春文庫

仁義なき幕末維新

取り寄せ不可

出版社
文藝春秋
著者名
菅原文太 , 半藤一利
価格
880円(本体800円+税)
発行年月
2017年12月
判型
文庫
ISBN
9784167909871

「薩長がナンボのもんじゃい!」

暗殺!裏切り!報復!

敗者・西郷とアウトローの哀しみを語る、菅原文太の遺言対談。



菅原文太氏急逝でお蔵入りしていた「幻の対談」がここに!

明治維新で敗れたばかりに“賊軍”とされた歴史のアウトローたちをめぐる、仁義なき幕末史。



「歴史の片隅に追いやられた敗者に惹かれる」と語る文太さん、

いまも続く「薩長史観」にもの申す昭和史家・半藤氏が、お互い賊軍の子孫として意気投合。

「賊軍」となった西郷隆盛、ニセ官軍として使い捨てにされた「赤報隊」相楽総三、

「幕末の四大人斬り」田中新兵衛、岡田以蔵、中村半次郎、河上彦斎――

明治維新の巨大な謎に挑む、歴史座談です。



【目次】

1 奥羽列藩同盟が見た儚い夢――望郷一番星

2 二心殿とお庭番の虚々実々――江戸頂上作戦

3 西郷隆盛 その大いなる誤算――城山憤死篇

4 相楽総三と赤報隊は偽官軍か――下諏訪地獄篇

5 虚空を斬ったテロリスト――謀殺惨殺篇

6 素晴しき明治維新という虚飾――完結篇

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