悪の指導者論

小学館新書

悪の指導者論

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
山内昌之 , 佐藤優
価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2017年12月
判型
新書
ISBN
9784098253104

なぜ世界の首脳は独裁者ばかりなのか

イスラエルへの強い親近感を就任演説に織り込んだトランプ。ユダヤ人強硬派が望むようにアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移せば、中東戦争の危機に! 祖父や父の呪縛を逃れ、自由に采配する金正恩。核兵器を使うとすれば標的は日本。それを避けようと協議に持ち込めば、最大16兆円にのぼる北朝鮮への援助金を、日本が払わされる可能性も。各国首脳の中でも屈指の知性を持つプーチンは、絶対的な独裁者ではなく、現在はメドヴェージェフ失墜に力を入れている――。
そのほか、エルドアン(トルコ)、ハメネイ(イラン)など、強くて独裁的な「悪の指導者たち」について、歴史学の泰斗とインテリジェンスの第一人者が徹底討論。世界の強き指導者を動かす宗教、論理、思想とは? 彼らの内在的論理がわかれば、混とんとした国際情勢の裏側が見えてくる!

【編集担当からのおすすめ情報】
この新書をつくるにあたり、トランプ(米国)、プーチン(ロシア)、金正恩(北朝鮮)、エルドアン(トルコ)などの指導者について、合計十数時間、山内昌之さんと佐藤優さんに語り合っていただきました。しかし、原稿の完成近くになって急遽、緊急対談をお願いすることになりました。それは、ある独裁的指導者の動きがあわただしくなったためです。その指導者とは金正恩のこと。Jアラートは鳴らす必要がなかったことや、金正恩がただの「マッドマン」ではない理由など興味深い話をしていただきました。日本のメディアによる北朝鮮報道の問題点もわかります。まさに目から鱗の話ばかりを序章や最終章などに詰め込みました。ぜひご覧ください!

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