黙殺

黙殺

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出版社
集英社
著者名
畠山理仁
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2017年11月
判型
四六判
ISBN
9784087816518

2017年 第15回 開高健ノンフィクション賞受賞作


落選また落選! 供託金没収! それでもくじけずに再挑戦!

選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追い続けた20年間の記録。


【目次】

第一章/今、日本で最も有名な「無頼系独立候補」、スマイル党総裁・マック赤坂への10年に及ぶ密着取材報告。

第二章/公職選挙法の問題、大手メディアの姿勢など、〝平等""な選挙が行なわれない理由と、それに対して著者が実践したアイデアとは。

第三章/2016年東京都知事選挙における「主要3候補以外の18候補」の戦いをレポート。


【選考委員、大絶賛!】

キワモノ扱いされる「無頼系独立候補」たちの、何と個性的で、ひたむきで、そして人間的なことか。――姜尚中氏(政治学者)

民主主義とメディアについて、今までとは別の観点で考えさせられる。何より、作品として実に面白い。――田中優子氏(法政大学総長)

ただただ、人であることの愛おしさと愚かさを描いた人間讃歌である。――藤沢 周氏(作家・法政大学教授)

著者の差し出した時代を映す「鏡」に、思わず身が引き締まる。――茂木健一郎氏(脳科学者)

日本の選挙報道が、まったくフェアではないことは同感。変えるべきとの意見も賛成。――森 達也氏(映画監督・作家)

(選評より・五十音順)

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