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1946年、和歌山県日高郡日高町小浦に生まれた宮本秀信は、18歳で上京し武蔵野美術大学に入学。森芳雄、麻生三郎という戦後の洋画界を代表する画家の薫陶を得て、画家としての基礎を築いた。
絵画教室で生計を立てながら、ひたむきに絵を描き続けた約50年間に及ぶ画業は、逆風、順風、単調ならざるものであった。
しかしながら、スランプに陥りながらも、一歩一歩、着実に自己の信じる絵画の理想を追い求めてきた。その理想とは、一言でいえば「人間のいる絵」であり、「生活のある絵」である。このふたつは、宮本が深く尊敬する麻生三郎が良く口にした言葉でもあった。
また洲之内徹のもとに10年通い続け、1987年ついに現代画廊での個展を実現、粘りの人でもあった。
古希を過ぎてもなお変わらずに、希望と絶望のなかで生きる人間の営みや、安らぎをもたらす自然への尽きぬ思いを描き続ける宮本秀信。
満を持して、これまでの画業をまとめた本格的な画集を初めて刊行。
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