追憶の日米野球

追憶の日米野球

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出版社
彩流社
著者名
中西満貴典
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2017年11月
判型
B6
ISBN
9784779124341

日本の「プロ野球」誕生前夜!



昭和6年、「日米野球」は東京六大学野球の人気が

あってこそ実現できた。

11月7日の第1戦を皮切りに11月末日まで

計17試合が行われたのだった。





昭和6年夏の第17回全国中等学校優勝野球大会では

中京商業が初優勝。

状況は、日米野球の全日本チーム選出にむけての

ファン投票への呼びかけ、

来日した全米チーム一行への歓迎行事など、

世の中の「日米野球」初戦への期待が高まっていた。

その当時の状況を綿密に調査し臨場感をもって再現、

全試合での選手たちの活躍をできるだけ詳細に掘り起して

記した。試合は神宮球場だけではなく、地方(仙台、

松本、静岡、名古屋、大阪、下関、横浜)でも開催され、

交通手段が限られたなかでの転戦が

いかにハードなものであったかも浮き彫りに……。

昭和6年の「日米野球」を中心に据え、

野球界や社会思潮、文化・ファッションなど、

当時の新聞記事を多数引用し多面的に叙述したものが

本書である。

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