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法学・社会・政治思想史を理論的・実践的に探究する
著者の多領域渉猟型の論考集。
これまで著者は,法学・法哲学/法思想・政治思想など,多領域にわたる学問をポリフォニックに渉猟しつつ,学問横断的なプロブレマティークを,該博な知をもって論究してきた。「自由思想史」から「軍事思想史」「良寛論」まで,思想(とくに法・政治思想)という営為の根源にあるものをクリティカルに剔抉した論考集。
◆主な目次
はしがき
第1章 「自由」の形成史
1. 1 はじめに
1. 2 古典古代の「自由」
1. 3 キリスト教の「自由」
1. 4 中世の「自由」
1. 5 近代の「自由」
1. 6 現代の「自由」
第2章 二つの「近代」:人文主義的近代/理科主義的近代
2. 1 はじめに
2. 2 二つの「近代」とその混同
2. 3 理科主義
2. 4 人文主義
2. 5 理科主義と人文主義のその後
第3章 家族をめぐる「全体性」と「個人」:ドイツ観念論法思想の一断面
3. 1 はじめに
3. 2 カントの家族思想
3. 3 フィヒテの家族思想
3. 4 ヘーゲルの家族思想
3. 5 議論の歴史的位置づけのために
3. 6 結語
第4章 近代的所有権の考察
4. 1 近代的所有権とは何か
4. 2 近代的所有権観念発生の思想史的背景
第5章 日本における「立憲主義」
5. 1 明治前期の立憲主義
5. 2 明治憲法
5. 3 大正期の立憲主義
5. 4 戦時下
5. 5 戦後の立憲主義
5. 6 立憲主義とリベラリズム・デモクラシー・社会契約論
第6章 東洋の古典軍事学:政治的思考の水脈
6. 1 はじめに
6. 2 古代中国の軍事学
6. 3 近世日本の軍事
6. 4 おわりに
第7章 良寛の生:その作品から考える
7. 1 問題提起
7. 2 人間味
7. 3 無一物と孤独・不安
7. 4 社会との関わり
7. 5 行禅・求道
7. 6 悟境の射程
7. 7 むすび
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