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AI、IoT、フィンテックなど、近未来に向けた技術・システム開発に拍車がかかっている。これらに代表される次世代ITビジネスは、これまでの企業活動を根底から覆し、さらには社会構造の変革につながる大きな波となって押し寄せている。
そして既にこの大波は太平洋を経て、5大プラットフォーマー(アップル、グーグル、マイクロソフト、フェイスブック、アマゾン)を筆頭に、パソコン、スマホに続く第3波の高波となり日本列島を襲っている。今、次世代IT技術の核心部もこれらの企業に牛耳られる瀬戸際にある。
この様な状況を踏まえ、2017年版では副題に“変わる時代-「スイッチオンする」次世代ITビジネス”を掲げた。
本書の「スイッチオンする」とは、
・スイッチをオンする
・スイッチが入る
・始動する
・スタートする
・一歩を踏み出す
・幕が上がる
・走り出すetc
等々を意味する。
本稿は5大プラットフォーマーの大波に危機感を募らせ、遅ればせながらも次世代ITビジネスへの取り組みを加速させている国内大手企業の事例を中心に、その現状を浮き彫りにすることを狙いとしたものである。
巻頭部において、“変わる時代-「スイッチオンする」次世代ITビジネス”を総括し、2017年版の結論とした。
本文は下記の4章で構成・編集した。
Ⅰ.変わる時代-「スイッチオンする」次世代ITビジネス
Ⅱ.ITビジネスケーススタディ
Ⅲ.最近時の新興市場上場IT企業一覧
Ⅳ.大手のIT企業の戦略ポイント
当IT白書は、1996年2月に本邦初の「インターネットビジネス白書」名で創刊、2000年から書名を「IT白書」に変更して収録領域を拡大、本版でシリーズ23弾となる。最新の吟味・厳選したビジネス事例、ITベンチャー動向、大手IT企業の戦略トピックス及び関連データを網羅、さらに最新1年間のIT事象の結論的総括を提示、革新を続けるIT潮流の“ツボ”を外さない1冊として好評を博している。
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