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美術界の異端児、クリス・ククシの最新作品集。
様々なパーツのアッサンブラージュで造形する、バロック、ゴシック・シュルレアリスム、サイケデリックな精神世界を織りなした異形の神話世界。伝説や遠い記憶を包括し、時の流れとともに語り継がれる物語。
クリス・ククシの作品には、灰色のモノクロームを土台に、血のような赤さび色、ライトブルー、ビリジアングリーンでいろどられる古代が息づいている。
2010年から207年までの作品をすべて収録し、日本を代表する造形クリエイター、竹谷隆之が監修した
記念すべき保存版。
【序文より抜粋】
ククシの作品は、太古の建築を起点としながらも伝統を打ち破り、「メメント・モリ」を聖骨箱に葬るかのように人類の絶頂期と最悪の状態を表現する。
彼の作品を通して、われわれは太古の昔から語り継がれてきた物語を楽しみ、またその物語の刺激的な別の一面に触れることができる。ククシが表現するものは、そのすべてが異端なのだ。
カルロ・マコーミック(キュレーター)
【目次】
Introduction 序文
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
Exhibitions 2000〓2017 展覧会
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