取り寄せ不可
この世には人間ではないものが隠れている――。西暦2048年、東京。北半球はユーラシア鉄道で接続され、あらゆる犯罪がこの極東の巨大都市へと流れ込んでいた。闇の中で毎夜のように発見される、人間業とは思えない惨殺死体。この世の暗がりの中に、理由なく人を殺す正体不明の存在がいることを、そしてそれを狩る男がいることを、まだ人間たちは知らない。そして次なる戦いの場所は、京都――。超絶技巧の絵師Boichiが描く、あくまでも美しく、どこまでも残酷な衝撃のSFハードボイルド超大作、殺戮の第4巻ついに登場!
俺が何とかしなければ、誰も生き残れない――! 上司のラウラ・フェルミ、同僚の広瀬マイと共に京都「人工知能研究所」に出張したオリジン。そこに突如、兄弟ロボットの一体「艮(ゴン)」が襲来し、容赦ない殺戮を開始した。広瀬マイを守る、それが新たな根本原理。だが、ロボットという正体も明かせない。そしてオリジンは、地下に存在する人工知能「Y」に全ての行動記録の消去を依頼し、勝ち目のない戦いに身を投じる!
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