クリスマストレインしゅっぱつ

視覚デザインのえほん

クリスマストレインしゅっぱつ

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出版社
視覚デザイン研究所
著者名
視覚デザイン研究所 , くにすえたくし
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2017年11月
判型
B4変
ISBN
9784881082614

【もうすぐクリスマス、サンタさんを手伝うのは?】
クリスマスが近づく頃、一番忙しいのは誰でしょうか?
サンタさんでしょうか?ケーキ屋さんでしょうか?
私が調べたところ、どうやらクリスマスの妖精たちが一番忙しいようです。

クリスマスの妖精たちは世界中からサンタさんへ届く手紙の整理をして、
プレゼントのお願いを取りまとめ、プレゼントを準備し、
トナカイの世話をしつつサンタさんの身支度を整えて、
自分たちのクリスマスパーティの用意もしているのです。
その様子を、けんたと一緒にちょっとのぞき見してみませんか。


【クリスマストレインに乗り込んだけんた】
「クリスマストレイン」はクリスマスの妖精たちが操縦する蒸気機関車。
妖精は体がとても小さいので蒸気機関車を操縦するのも簡単ではありません。
チームになって石炭をくべ、並んで操縦棒を操り、
指揮に合わせてバルブを開けたり閉めたりして機関車は進みます。

客車ではプレゼント作りの真っ最中。
1つのおもちゃを何人もの妖精が力を合わせて組み上げています。
郵便車では手紙の整理、食堂車ではケーキ作り。
けんたも妖精たちに混ざって時間を忘れておてつだい


【妖精と言ったって可愛い姿じゃありません】
穏やかそうなおじいちゃんトントや、頼りになりそうなベテラントント、
世界中の言葉がわかるトントもいます。
実はみんな腕のいい職人たちなんです。
言い忘れましたがサンタを助ける妖精たちはトントって呼ばれています。


【イブまで残り時間はあと少し、そんな時に大事件発生】
賑やかで慌ただしいクリスマスの準備が進むと同時に、
機関車はクリスマスイブの夜に近づいてゆきます。
今年もなんとか間に合いそう、みんなが思ったその瞬間…

ドンガラガチャーン!

この後はクライマックスに向けて急展開。
プレゼントは無事みんなのお家に届けられるのでしょうか。


【絵の世界の余韻を楽しみながら ファンタジークリスマス】
絵本を読んだあと、子どもたちはまず おもちゃの列車を覗き込み、
トントを探していました。

みて!トントが走ってるー!

子供たちには絵本を読んだあとも物語の世界が続いてるのですね。
私たち大人もクリスマスの前はどこか心踊る気持ちになります。
それはきっと子供の頃のファンタジーがよみがえってくるからなのかもしれません。

大切な時間を閉じ込めた「クリスマストレインしゅっぱつ」は
妖精トントの世界に入る扉。
大人になっても忘れられないファンタジーワールドがここにあります

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