杉山城の時代

角川選書

杉山城の時代

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出版社
KADOKAWA
著者名
西股総生
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2017年10月
判型
B6
ISBN
9784047036147

城好きなら一度は訪れてみたいと憧れる杉山城。文献には登場しないものの精密機械のような縄張りを持つこの城を、城郭研究者たちは北条氏の築城と考えてきた。だが、今世紀に入って行われた発掘調査の結果は、山内上杉氏の築城である可能性を示していた――。発掘調査によって判明した事実は何だったのか。北条氏築城説は成立しないのか。「杉山城問題」の論点を徹底検証し、縄張り研究の立場から杉山城の「謎」に挑む。

目次
第一章 城と縄張り――地面に刻まれた築城者の意図
第二章 「杉山城問題」とは何か――研究者たちの主張と立場
第三章 「杉山城問題」を検証する――北条氏築城説と山内上杉氏築城説
第四章 縄張りから考える杉山城――杉山城は織豊系城郭たりうるか
第五章 戦国前期の城を求めて――「杉山城問題」からの模索
第六章 戦国前期の縄張りを考える――比較検討の試み
第七章 比企地方の城郭群――それぞれの個性が主張するもの
第八章 杉山城の時代――戦国の城とは何だったのか

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