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親子のひばりは、沢山おじきをして申しました。
「これは貝の火という宝珠でございます。王さまのお伝言ではあなた様のお手入れ次第で、この珠はどんなにでも立派になると申します。」
ホモイはそっと玉を捧げて、おうちへ入りました
ひばりの子を助けた子兎がお礼にもらったのは手入れ次第でどんなにでも立派になる“貝の火”という宝珠。それをきっかけに他から敬われるようになるが…。「こんなことはどこにでもあるのだ。それをよくわかったお前は一番さいわいなのだ。」という最後のお父さんの言葉が心にしみます。
のびやかな筆遣いで描かれた動物や情景。親しみ深い絵で描ききっています。
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