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人形たちとの戦いの舞台はアメリカへ
弾丸より速くナイフを投げる殺し屋・黒のヴィルマは、自身最後の依頼を受けて日本へと降り立つ。標的の名前は「才賀勝」。しかし、百戦錬磨の彼女も無敵の身体を持つ「しろがね」の前に敗北、勝の機転によって仲町サーカスと行動を共にすることになるのだった。
一方、「柔らかい石」を追う「真夜中のサーカス」は、ゾナハ病のもととなる銀の煙をまき散らしながらアメリカを目指していた。情報を得たルシールとギイ、加藤鳴海も人形たちを追い、ゾナハ病を研究する施設で「しろがね-O」のジョージ・ラローシュと出会う。
【編集担当からのおすすめ情報】
藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、勝にも鳴海にも頼れる仲間が増える第5巻をお楽しみください!!
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